就寝前の体操で腰痛改善
明けましておめでとうございます。本年も皆様宜しくお願いいたします。
なごみ整体院の荒川です。
さて、朝方寒くなってきてからみなさんお体の調子はいかがでしょうか?
冷えたり、寝正月だったりで腰が痛くなるという方も多いと思います。
今回のポイント
◎夜寝ていて腰が痛くて目がさめる方必見
◎朝起きたら腰が痛い方必見
腰痛患者様の悩みでよく聞く事。
それは、
腰が痛くて目がさめる・・
朝起きたら腰が痛い・・
こうした悩みを持っておられる患者様が多数おられます。
今回のブログはこの悩みについて書いていきますので、
腰が痛くて目がさめる・・
朝起きたら腰が痛い・・
この悩みがある方はぜひ参考にしてください。
①なぜ夜に腰が痛くなる
夜寝ていると腰が痛くて目がさめる・・
慢性的に腰痛に悩まされている方は1度は経験したことがあるのではないでしょうか。
ではなぜ夜に腰痛になるのか??
日中腰に負担のかかる作業が多くなったり、長時間のデスクワークをした日などは、特に夜間に腰痛が発生しやすくなります。
これは日中腰を過度に使った事により、腰の筋肉が緊張し、時間が経過すると共に、更に腰の筋肉の緊張が強くなります。
そして上向で寝た際に、足をのばす事によって、骨盤が引っ張られ、腰に痛みが生じます。
本来寝ていると腰の負担は軽減される為、腰の痛みがなくなるイメージがありますが、このように腰の筋肉に過度の緊張が起こっている場合は、寝てても腰痛が発生しやすくなります。
そうならないようにするには、お風呂でしっかり身体を温めた後、寝る前に下記の1~3つのストレッチを行なっていただくことをオススメします。
②なぜ朝に腰が痛くなる
朝起きた時の腰痛に悩んでいる方も多いです。
ではなぜ起きた時の腰が痛くなるのでしょうか?
朝起きた時に腰痛が出やすい方の特徴として、寝ている時に「寝返り」が少ない傾向にあります。
特に上向きで寝ている時は、腰の上に内臓が乗って入り状態になります。
内臓の重さは、40代女性の平均体重が53kgの場合、23kgの重さの内臓が腰の上に乗っている事になります。
この内臓の重みで、血管が圧迫され、身体全体の血液循環が悪くなり、酸素が体内に行き渡らなくなります。
その結果、筋肉から痛みを引き起こす発痛物質を出すため、腰痛が起こります。
定期的に寝返りを打つ事により、発痛物質も血液と共に流れ、酸欠状態も起こさない為、
朝起きた時の腰痛は発生しにくくなります。
③解消方法
腰痛をお持ちの方に多いのが、腰痛になってから、マッサージやストレッチをして改善をしている方が多いです。
しかし、腰痛が発生してからでは改善するのに時間がかかります。
その悪循環を繰り返していると、マッサージやストレッチで一時的に良くなっても、また痛みがぶり返す事が多くなります。
ではどうするのか。
毎日寝る前に簡単なストレッチを行う事をオススメします。
この寝る前に行う事が重要です。
【理由】
①お風呂に入った後に行う事によりストレッチ効果もアップします
②ゆっくり就寝前に行うと、頭の中も休まる為、リラックスできて寝つきも良くなります。
それではいよいよ就寝前にしてほしいストレッチをご紹介します。
1つ目
腰を反らすエクササイズ
方法
下向きになり肘や、手を使って上半身を反らします。
3秒間保持×10回(1セット)を2セット行ってください。
注意点)
痛みやシビレがが太ももから足にかけて広がる場合は、医療機関へ相談するか、当院までご相談ください。
2つ目
腰をねじるエクササイズ
上向になり腰をねじります。片手でで片膝を押さえ。反対の手は頭の上位に位置させ、出来るだけ身体から遠ざけるようにします。
この際、肩や膝が床につかなくても大丈夫です。
この状態で、身体の力を抜き10回深呼吸します。
これを左右1回ずつ×3セットが目安です。
3つ目
足の抱え込み
上向になり股関節と膝関節を曲げ、片方の足を抱え込みます。
反対側の足は出来るだけ床から浮かさない意識を持つ。
この状態で、身体の力を抜き10回深呼吸します。
これを左右1回ずつ×3セットが目安です。
今回ご紹介させて頂いたストレッチは非常に簡単です。
なぜそうするのか??
毎日できるストレッチメニューでないと意味がないからです。
本日ご紹介させて頂いたストレッチは、頑張らなくても、少し意識するだけで出来るものばかりです。
多くの方は、調子の悪い時には意識してストレッチをやるが、調子が良くなるとやらない。
そうではなくて、腰痛が発生するのを未然に防ぎ、夜もしっかり寝れて、充実した日々を送れるようにしていきましょう。
本日もブログを読んでいただき誠にありがとうございます。
なごみ整体院 荒川