慢性腰痛の自宅ケア方法
慢性腰痛の自宅ケア方法は、インターネットなどで色々公開されています。
その中でも当院が特に、オススメさせていただいているのが、テニスボールを使ったケアー方法です。
当院には重症の患者様から、腰痛が改善してメンテナンスを行なっている軽度の腰痛の患者様まで色々な患者様が来院されています。
そうした軽度の症状から重症の症状の患者様まで幅広く活用できることが最大の魅力です。
今回はテニスボールケアのメリットについてブログに書かせていただきます。
1 やり方を覚えるだけでどこでもできる
寝室・リビング・オフィスなど、多少やりやすい、やりにくいはあるにしても、基本どこでも行えます。
仕事で長時間座っていると腰が痛くなってくる方などもちょっとお尻の下にテニスボールを入れてあるだけで腰の痛み・ダルサなどは軽減します。
2 治療院にかからなくても体の健康維持が可能
適切な場所にテニスボールを当てることができれば、抜群の効果が出ます。
腰痛の発生の仕方や程度にもよりますが、筋肉の緊張が原因の多くを占めている場合は、効果抜群です。
そのほかにも睡眠が取りやすくなった、イライラしなくなったなど、体内の血流が良くなるとそうした効果も出てきます。
3治療院で指導する自宅ケアには最適
当院でも、今まで色々な自宅ケアの方法を、体に合わせて指導させていただきました。
主にストレッチ指導や体操の指導が中心でしたが、どちらも説明が複雑になると、やり方忘れた・・続かない・・こうした方が少数ながらおられました。しかし、このテニスボールケアはやり方を忘れることはありません。
それぐらい簡単に、効果が期待できます。
当院でも、状況に合わせてストレッチ&体操&テニスボールケアを組み合わせることで、飛躍的に改善率が上がり、何より簡単にできるから良い、忘れる事がないから良い、などの声をいただいております。
4やるときのポイント
だれでも簡単に始めることのできるのが、このテニスボールケアです。
しかし、全ての方が、本当にそんなに簡単に始める事ができて、効果が出るのかというとそうではありません。
上記にも記載していますが、あくまでも症状によります。
簡単に効果がでる場合は、痛みやコリが軽度で、その原因が患部にある場合は、効果がすぐに現れます。
症状が重症化していたり、痛みの原因が患部にない場合は、テニスボールケアを行なっても効果はあらわれにくいです。
ストレッチもそうですが、自宅ケアで1番大切なのは何処をやるのかが、1番のポイントとなります。
それさえわかれば、テニスボールケアやストレッチは、本当に効果が期待できるのでオススメです。
症状が重症化していたり、どこにアプローチすればいいか分からない等がありましたら、下に進んで頂いたら、当院のLINE相談窓口に、ご質問いただければと思います。
5デメリット
簡単で効果が出やすい事は説明してきましたが、もちろんデメリットもあります。
ここでデメリットについて簡単に書いていきます。
まず、急性疾患には向いていません。
具体的には何かした時に、急に痛くなった場合です。
たまに当院の患者さんでもおられるのですが、物を持った時に急に腰が痛くなって、
痛い患部をグリグリ刺激して余計に悪化してしまう場合があります。
急に痛くなった場合、急性症状は72時間炎症が起こるとされている為、患部をグリグリ刺激する事はオススメできません。
安静が必要な疾患については何より安静が一番大切です。
診断が確定していない腰痛についても注意が必要です。
腰痛として症状があっても、内臓疾患で痛みが出ていたり、腫瘍などによっても腰痛が発生します。
腰痛があり、色々の事を試みたが、症状が改善しない場合などは、
早めに医療機関を受診してください。
そして、テニスボールの使い方、使う場所を間違えても悪化します。テニスボールケアを行なっても変わらない、余計痛くなる場合などは、一度当院のLINE相談でご相談いただければと思います。
最後に
このテニスボールケアは予防にも改善にも使えます。
ぜひ興味がありましたら、やり方などもブログにあげていきますので、見ていただければと思います。