温めるのと冷やすのどっちがいいの?
おはようございます。なごみ整体院 荒川です。
最近、朝晩と肌寒くなってきましたね^^僕も、今日から上着を引っ張り出してきました。
季節の変わり目は体調が崩れやすいので、皆さんもしっかり体調管理をしてくださいね^^
話は変わりますが、昨日の患者様で、最近足を温めるとその後に足が痛くなるのでどうしたらいいか?
温めたほうがいいのか、冷やしたらいいのか等の相談を受けました。この相談は今までもたくさんありました。本日のブログはこうした温めためたほうがいいのか冷やしたほうがいいのかについて当院の考えを書かせていただければと思います。
結論から言うと温めたら痛くなると言う形については、温めないほうが良いです。
その理由とは・・・
痛みの原因が炎症を起こしている可能性があるからです。炎症とは急に筋肉を痛めてしまっている可能性が高いことを表します。慢性的な筋肉の緊張から痛くなるものについては温めるという治療方法は効果をだしますが、急性症状(筋肉を痛めてしまっている)の状態の時に温めてしまうと、ほとんどの方は痛みが増強してしまいます。これは血液循環が良くなるために、炎症を起こしている所にさらに血液を送り込み痛みが増強されると考えられます。
昨今、いろいろな考え方があり体を冷やす(アイシング)にはいろいろな説があり、アイシングは全くしないほうがいいという見解もありますが、当院では基本の治療方法を推奨しており、炎症症状に対してはアイシング処置を行い、炎症を抑えるのが1番だと考えております。
では、この炎症症状はどうすれば見分けられるのかというところですが、当院で判断している基準は下記の通りです。
①発赤
②熱感
③腫脹
④疼痛
⑤機能障害
この5つを基準としています。この症状が見られている場合は組織の炎症が起こっている可能性が非常に高いために、温めるのは控えた方が良いと考えます。このように痛みの原因によって(冷やす)(温める)といった治療方法に違いが出てきます。
今までのブログでも何度もお伝えしていきましたがやはりまずは(原因)を知ることが本当に大切です。今回の患者様はお風呂につかると痛くなるが、今回シャワーに切り替えてもらうとそのそのような強い痛みは出なくなり、現在では少し痛みも落ち着いてきています。
温めると痛みが軽くなるから温めると言う方もまだまだ多いですが、まずは痛みの原因をしっかりと把握し適切な対応をしていただいて、痛みが悪化しないように気をつけてください。
本日も、当院のブログを読んでいただき本当にありがとうございます。
なごみ整体院 代表 荒川 和貴